徒然なる日々を送るソフトウェアデベロッパーの記録(2)

技術上思ったことや感じたことを気ままに記録していくブログです。さくらから移設しました。

アセンブラ/C

3D描画回路を FIFO 化してみた

前回、Zybo で動作する3D描画回路を作成してみましたが、 minosys.hateblo.jp FIFO を外付する形での実装もしてみました。 FIFOは 18Kb Block RAM 1個を使うため、64エントリまで 挿入可能です。スケマティックはこちら。 リセット回路がちょっとヘンテコな…

今更ながら、3D描画回路を作ってみた

Zybo ボード上で3D描画回路を作ってみました。 技術的なことは以下に書いておきました。 qiita.com三角形さえ描画できれば、後はそれを Z 値の小さい順にソートして 順に描画していけば視点から見たポリゴンを描画できます。 (Zサーフェス法)まだいくつか…

ライン描画回路を作ってみる

今日は簡単なネタで。Vivado HLS で昔懐かしい Bresenham line アルゴリズムを実装してみました。simpleLine.c として、 #include "ap_cint.h" #define SCREEN_WIDTH (640) #define abs(x) (((x) >= 0) ? (x) : (-x)) #define sgn(x, y) (((x) > 0) ? (y) : …

Motion JPEG 配信サーバ

Motion JPEG を配信可能な Raspberry Pi 用サーバとして mjpeg-streamer があります が、ソースをファイルまたは標準入力とし、出力を http 固定とするともう少し簡単に コーディングできます。以下は mjpeg-streamer を解析して自作してみた結果。 オプショ…

Professional Embedded ARM Development を読んで

Professional Embedded ARM Development作者: James A. Langbridge出版社/メーカー: Wrox発売日: 2013/12/03メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るProfessional シリーズの ARM 本です。 "Professional" と銘打ってはいますが、コアの歴史やアセンブ…

RADIUS proxy その後

minosys.hateblo.jp で触れた機能がようやく出来上がった。 (結局 TLS 化はまだだが、CA 局をどうする?とか面倒なのでやらないかも。) クライアントから新しい要望を出される。 AcceptLanguage を自動判定してほしい 日本語の場合はメール認証を入れてほ…

インターネットを介すと radius の戻りパケットが配送されない

標記の問題点を解決するため、本末転倒だが TCP トンネルを張ってTCP で UDP をカプセル化 して送受信することにした。多数のクライアントがつなぐと MSG-ID 等を独自管理する必要が あるが、とりあえずつなぎに来るクライアントは1台と想定して実装。MAも…

neon をいじってみる

Raspberry Pi2 の CPU は SIMD 命令(neon)をサポート しているので、例題を書いてみた。お題は "Professional Embedded ARM development"(Wrox) にあったもので、RGB空間のベタ詰めの画像ファイルを gray 画像に変換する、というものである。変換式はこ…