何とか VGA ディスプレイを作成
前回、AXI4 の仕様に悪戦苦闘していましたが、
AXI4バスの仕様に悪戦苦闘中 - 徒然なる日々を送るソフトウェアデベロッパーの記録(2)
何とか表示できるようになりました。
お手本
- 作者: 小林優
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2016/12/15
- メディア: 単行本
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中身は自分の頭で考えてみました。
無駄な回路がまだ残っていますが、結果は
https://github.com/minosys-jp/FPGA
にあります。
当初、Vivado のシミュレータでは問題なかったのに実際に表示させて
みると数秒に1回画面が振動するという問題に遭遇しました。
原因は出力の最終段を FF で受けていなかったためで、グリッチが
出ていてディプレイが誤動作したものと推測されます。
参照した本では AR と READ を交互に発行していますが、本実装では
発行可能な限り AR を発行し続けるようになっています。
READ 後に AR を待たないので、読み込みがだいぶ効率化しているはず。
ただし、4K バイト境界の問題を回避するため、AR を1回行うごとに
ARVALID をデアサートしています。ここは今後の課題かも。
VGA 画面にはカラーバーと Mandelbrot 集合を描画するようにしました。
32768色しかでないけどそこそこ様になったようです。